新村教授インタビュー
見えないものを見抜く眼が、医療の可能性を拓く。
教授 新村 和也

腫瘍病理学講座では、病理学の教育、腫瘍病理学研究、病理診断を三本柱として活動しています。当講座は50年の歴史を持ち、これまでに他大学の教授や各地の基幹病院で活躍する先生など、多くの優秀な人材を輩出してきた実績があります。私たちの目的は、研究と病理診断の両面を担い、将来的に大学や基幹病院で中心的な役割を果たす、優秀な病理医を育成することです。
当講座の特徴は、多様なバックグラウンドを持つメンバーが集う環境です。病理医を志す方はもちろん、臨床各科から転向された医師、社会人大学院生、基礎から病理を学ぶ研究者まで、それぞれの専門性を活かしながら研究と診断に取り組んでいます。特に内科医出身者などは、臨床的な視点を活かして病理診断で活躍し、病理医が気づかない点を指摘してくれるなど、総合的な力を発揮しています。また、自由度を重視した運営方針により、細かなルールに縛られることなく、個々の能力を最大限に発揮できる環境を整えています。
当講座の特徴は、多様なバックグラウンドを持つメンバーが集う環境です。病理医を志す方はもちろん、臨床各科から転向された医師、社会人大学院生、基礎から病理を学ぶ研究者まで、それぞれの専門性を活かしながら研究と診断に取り組んでいます。特に内科医出身者などは、臨床的な視点を活かして病理診断で活躍し、病理医が気づかない点を指摘してくれるなど、総合的な力を発揮しています。また、自由度を重視した運営方針により、細かなルールに縛られることなく、個々の能力を最大限に発揮できる環境を整えています。
3つの研究領域で挑む、がん医療のブレイクスルー
現在の主要な研究テーマは3つの領域にわたります。第一に、「中心体・一次繊毛制御機構異常とがんに関する研究」では、一次繊毛動態制御をヒト腫瘍における治療標的として活用する可能性を追求し、特異的ながん治療法の発見を目指しています。
また、「高精度生体イメージング技術を駆使した腫瘍形態特性の新規同定」では、最先端のイメージング技法で新たな微細腫瘍形態を発見し、病理診断に活用することに取り組んでいます。さらに、「病理診断AIの開発」に向けて、病理医の病理診断を補助するツールを新たに構築する研究も行っています。
また、「高精度生体イメージング技術を駆使した腫瘍形態特性の新規同定」では、最先端のイメージング技法で新たな微細腫瘍形態を発見し、病理診断に活用することに取り組んでいます。さらに、「病理診断AIの開発」に向けて、病理医の病理診断を補助するツールを新たに構築する研究も行っています。
希少な専門性が生む確かなキャリア価値
病理医は医療に不可欠でありながら希少な専門職です。年齢を重ねるほど技術と知識が深まり、経験と知識が重要な職種として、着実な努力が確実に成果につながります。緊急性の低い業務が中心のため定時での勤務が可能で、家庭の状況を十分に配慮しながらプライベートを大事にして働ける職場環境です。
また、当講座では研究留学も積極的に支援しています。私自身、国立がんセンター研究所や米国シンシナティ大学での経験を通じて研究視点が大きく広がりました。これらの経験を生かし、キャリア形成の一環として国内外での研究経験に挑戦される方をサポートしていきたいと考えています。
また、当講座では研究留学も積極的に支援しています。私自身、国立がんセンター研究所や米国シンシナティ大学での経験を通じて研究視点が大きく広がりました。これらの経験を生かし、キャリア形成の一環として国内外での研究経験に挑戦される方をサポートしていきたいと考えています。

未知を既知に変える、病理医の醍醐味

病理診断では、わからなかったものが確定診断できるという達成感があります。難しい症例の診断書を完成させた時は、自分の作品を一つ作り上げたような感覚があり、大きなやりがいにつながります。患者さんと直接接することだけが医療ではありません。病理医は間接的に患者さんの治療に大きく貢献している重要な存在なのです。
私たちと一緒に、病理学を通じて医療の本質を追求し、がん治療の可能性を広げていきませんか。
新たなキャリアの第一歩が、ここから始まります。
私たちと一緒に、病理学を通じて医療の本質を追求し、がん治療の可能性を広げていきませんか。
新たなキャリアの第一歩が、ここから始まります。
お問い合わせ

腫瘍病理学講座では、病理研修を志す医学生・医師、また大学院入学を希望される方の見学やご相談を随時受け付けています。
二刀流生活をご希望の社会人の方も、無理のないペースで研究を継続できるよう調整いたします。
お気軽に下記までお問い合わせください。
二刀流生活をご希望の社会人の方も、無理のないペースで研究を継続できるよう調整いたします。
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E-mail
kzshinmu+hama-med.ac.jp (新村)
tumpath+hama-med.ac.jp (講座)
+を@に変えてお送りください。
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お電話
053-435-2220 (講座直通)

