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キャンサーバイオバンク


学内の先生方へ

浜松医科大学のキャンサーバイオバンクが本格的に始動しました。
現在生体試料管理担当者を腫瘍病理学講座で担当しており、本HPを腫瘍病理学講座HP内に設置しております。 
キャンサーバイオバンク室では、癌患者さんの試料・情報等の収集、すなわちキャンサーバイオバンク・データベース構築とその活用を目的としていますが、将来に渡って様々な研究に活用されることにより、多くの癌研究の推進に貢献したいと考えております。
キャンサーバイオバンク室の魅力は、適切に収集、管理された試料の提供であり、また、大学の診療情報と病理情報が紐付けされたものをご提供する点です(個人情報は含まれておりません)。試料・情報は全て、倫理委員会で受理された研究計画書(研究課題名: がんを対象とした浜松医科大学キャンサーバイオバンクの設立)に基づいて同意の得られた患者さん由来のものとなります。また、試料は超低温フリーザーで保存されています。
キャンサーバイオバンク室の趣旨をご理解いただき、バンキングへのご協力、癌研究へのご活用をお願い申し上げます。

浜松医科大学キャンサーバイオバンクが対象とする試料

1. 手術時検体の残余サンプル(新鮮凍結検体):非腫瘍部および腫瘍部
2. その他のもの(血液等)については、キャンサーバイオバンク運営体制の充実化を待って、検討していきます。

試料のご提供をお考えの診療科の先生へ

キャンサーバイオバンクの活動へのご理解大変有難うございます。
以下の手順での実施となります。
1
各診療科の代表の先生は、研究に携わる実際の先生(研究分担者となる先生)(informed consentをとっていただく先生は全員含めて下さい)を所定の「【別紙】研究分担者」のexcel fileに記載し、emailでお送りください。このファイルには、所属、氏名、eAPRIN受講状況、講習会受講状況を記載いただくことになっています。記載後、kzshinmu+hama-med.ac.jp (+を@に変えてお送りください)(キャンサーバイオバンク室:現在の担当である腫瘍病理学講座 新村和也 宛)までお送りください。

講習のご案内ページ
https://www.hama-med.ac.jp/research/clinical-res/erc/REC_training.html
2
研究支援係の方がお送りいただいたファイルの倫理関連の確認をします。
そこでもし受講等の必要があることが分かった場合には研究支援係から該当者に連絡がいきます。その際には必要な受講をお願いいたします。
3
倫理関連の受講の確認が全て終了しましたら、キャンサーバイオバンク室から、その旨連絡いたします。この時点で、研究計画書、同意書を用いた実施が開始できます。実施詳細は申し合わせ事項をご確認ください。
大事な点としては、病理診断に差し障りがある場合には検体の採取はしないことが挙げられます。すなわち、informed consentをお取りいただいた場合でもバンキングできない場合があることをご承知おきください。
4
研究分担者の先生の異動があれば、その度ごとに1.の「【別紙】研究分担者」excel fileの改訂版をお送りください。
5
Informed consent取得に関してですが、研究計画書(研究課題名: がんを対象とした浜松医科大学キャンサーバイオバンクの設立)を用いての実施をお願いいたします。
なお最終ページの【別紙】研究分担者のところを、各診療科毎にご自分の診療科のものを用いて実施してください。
6
同意書原本は腫瘍病理学講座で一括管理させていただきます。同意書原本の受け渡しの方法に関しては、各診療科と腫瘍病理学講座とで相談して決める、ということでお願いいたします。

試料バンキングを開始していただいている診療科

  • 乳腺外科
  • 呼吸器外科
  • 歯科口腔外科
  • 上部消化管外科
  • 下部消化管外科

キャンサーバイオバンク検体登録数

バイオバンク検体登録数 2025年3月31日現在
担当診療科 症例 症例数
乳腺外科 乳癌 46例
呼吸器外科 肺癌、縦隔腫瘍 12例
下部消化管外科 大腸・直腸癌 5例
歯科口腔外科 口腔癌 4例
上部消化管外科 食道・胃接合部癌、胃癌 2例
合計69例

お問い合わせ先

浜松医科大学キャンサーバイオバンク担当講座(腫瘍病理学講座)
内線: 2220
Email: kzshinmu+hama-med.ac.jp (+を@に変えてお送りください)(腫瘍病理学講座 新村和也 宛)