研究者の一日
医師免許を持たない助教の場合
Non-MDという名前の通り、医師ではないので診断業務は担当しません。普段の仕事は、講座内で進めている研究の計画や実験、データ解析、論文作成など、研究に関わることが中心です。
研究をスムーズに進めるために、スタッフや学生との連携、機器や試薬の管理、実習の準備などの雑務を行うこともあります。
日によって業務内容は変わりますが、以下は1日の一例です。
研究をスムーズに進めるために、スタッフや学生との連携、機器や試薬の管理、実習の準備などの雑務を行うこともあります。
日によって業務内容は変わりますが、以下は1日の一例です。
出勤(9:00頃)
- 前夜に届いたメールを確認し、必要なものには返信や関係者への転送を行う。
- 機器の修理などで業者が来る場合は、講座内のスタッフへ事前に連絡。
- 研究の進捗状況に応じて、技術補佐員に以下の業務を依頼する。
ー 遺伝学的検査に関連する解析
ー DNA・RNAの抽出
ー 実験器具の滅菌
ー 試薬の調製
ー 消耗品の在庫確認

午前(10:00〜13:30)
- 前日に立てた計画をもとに実験を開始。実験ノートを作成しながら進める。
- 必要な試薬が不足している場合は、予定を変更することもある。
- 最近はデータや画像を用いた解析が中心。
- スタッフから「機器の調子が悪い」「試薬や消耗品の場所がわからない」といった相談への対応も行う。

昼休憩(13:30〜14:30)
- 講座スタッフと昼食。最近は投資や政治に関する話題が多い。
- 毎週月曜日はリサーチカンファレンスに参加。
ー 順番制で研究の進捗報告や最近の論文紹介を行う。

午後(14:30〜17:30)
- 午前に行った実験の続き。
- 遺伝子工学的な実験やデータ・画像解析は待ち時間が発生することが多いため、その間に以下を並行して実施する。
ー 事務書類や講義資料の作成
ー 論文の閲読
ー 大学院生からの実験相談への対応 - 技術補佐員から当日の業務報告を受け、次回以降の作業内容を伝達。

帰宅前(17:30以降)
- 当日行った実験の結果をノートに記録。
- データや画像解析の結果は、オンライン上の管理ツールにまとめて整理。
- 翌日の実験予定を大まかに立てる。
- スタッフから報告のあった不足試薬や消耗品をメールで注文。

帰宅
※帰宅時間は実験の進捗状況による


